超要領悪かったけど書類通過率だけは100パーセントの私のエントリーシート対策

こんにちは。グレースです。

今日は書類選考についてお話したいと思います。

航空会社における現在の「書類選考」とは

書類選考と聞くと、かつてはマイページから書類選考用のファイルをダウンロードして印刷。

そして手書きで丁寧に書いていたあの頃を思い出します・・一文字一文字を命をかけながら。

 

 

書類選考、と言いつつ

 

現在、大手航空会社はWEBでのエントリーが主流です。書類という紙媒体で何かを送ることはないところがほとんどです。

マイページ上で氏名、職歴等の必要事項を入力後、各航空会社が用意している設問に規定の文字数以内で書く。そして、写真をダウンロードしてマイページ上から送信する。

これが、今の主流です。

もう一文字一文字丁寧に書く必要もないし、企業から指定された期日までに逆算して郵送することもなく、期日までに「送信」ボタンを押せばエントリー完了です。

以前よりはかなりお手軽にエントリーをすることができるようになりました。

ただ、従来の手書きの文字によるエントリーシートは受験生の性格や仕事に対する姿勢も文字から感じ取ることが出来るので

採用担当のかた

あまりやめたくなかった。

と日系大手の採用担当の方の話を以前、聞いたことがあります。

きっとサービスに対して余韻を大切にされている日系大手航空会社ならではのお言葉だったのでしょう。

確かに、私も同じことを書いていてもキーボードで打った文字と手書きの文字では読み手として受け取る印象がガラリと違うように思います。

 

キーボードで打った文字って、どうしても平坦だと思いませんか?

改行などが自由に出来ないエントリーシートのようなものは特に。

 

書き手としてのハイライトがどこにあるのかが見えづらい。

これを何万何千と見ている採用担当の方は、かなり辛い仕事であることは言うまでもないことです。

 

だから、WEBエントリーはより一層

  • 具体的に
  • わかりやすく

書く必要があります。はい。面接と一緒です!

 

 

 

( ^∀^)

では、次の例文を見てみましょう。

具体的にって、どういうこと?

志望動機例文

私は限りある空間の中で限りないサービスを提供したいと思い、志望致しました。現在のグランドスタッフとして様々なお客様の接客をしてきましたが・・(以下省略)

限りある空間限りないサービスで韻を踏んでいて、一見いい感じに見えますが具体性がなくて目に止まりません。

 

え、限りないサービス?例えば?

 

読む人からすると「限りないサービスってなに?」と、思いませんか?

あなたがもし何万何千通のWEBエントリーシートを読むことになって、上記の例文のような文章が200通くらいあったら、どうでしょうね?

なんだか、見る気もしなくなってきますよね・・。

もしかしたら読み進めると書いてあるのかもしれないけれど、そこまで読む体力がないとしたら。

 

文の初めに書いておこう!

ってなるはず。

 

 

では、以下のような文章だとどうでしょう。

 

志望動機例文
飛行機を母に会った時のような、安心感のある空間に限りある空間の中で限りないサービスを提供したいと思い、志望致しました。現在のグランドスタッフとして様々なお客様の接客をしてきましたが・・(以下省略)

 

一例です。

 

つまり具体的というのは言い換えると

読み手に情景をイメージをさせることが出来るか

 

ということなのです。

 

一文で読み手に情景をイメージさせることができれば、少しは読み進めて行ってくれることと思います。

わかりやすいって、どういうこと?

一方でこんな例文も用意しました。

 

志望動機例文
入社3年目の頃、接客スキルコンテストを経験し、準優勝を勝ち取りました。そこまでには様々な困難がありましたが・・・(以下省略)

 

一見「準優勝」という華やかな結果が一文目にきているので、わかりやすいのではないかと錯覚しがちですが。

 

 

読みづらい!

 

(´-`).。oO

準優勝は、ただの結果でしかない。

ここで求められているものは「なぜCAになりたいのか」なので、一文目はそれに回答できていないため、意図している事とは違います。正直これではなんの訴求力もない。

 

物語のような文章構成は読み手からすると、読みづらい。

 

ましてや、何万何千というエントリーシートを読む採用担当の心情からすると

物語を読んでいる時間はない!

というところかと思います。

 

忙しいながらも、一通一通丁寧に読んでくださっていることとは思いますが

それなら、少しでも相手のことを考えて、楽に要点だけが頭に入ってくる文章で書くのがプロのグランドスタッフなのでは!

結論を一文目に持ってくると、読みやすさがアップします。

 

志望動機例文
機内で「また会いたい」と思っていただけるような接客をしたいと思い、志望しました。入社3年目の頃、接客スキルコンテストを経験し、準優勝を勝ち取りました。そこまでには・・(以下省略)

 

これも一例ですが、ポイントとして

結論を初めに持ってくる

それだけで

「今から私は◯◯の話をします!」

と宣言しているので読み手も心構えが出来るというわけですね。

企業も具体的に書いて欲しいと思って色々考えてる

2019年度のJALの既卒CAのエントリーシートでこんな設問が出ました。

あなたが日本航空の客室乗務員として、挑戦し実践したいことは何ですか

ー引用元:2019年度 日本航空既卒CAエントリーシート

これって、深掘りすれば志望動機ですよね!

受験生が少しでもイメージしやすいように、質問自体も具体的で考えやすいようにしてくれています。

なので、書き手としてもそれに応えるよう

  • 具体的に
  • わかりやすい

表現をすることが求められているのではないかと、私は思うのです。

まとめ

話をまとめます。

エントリーシートはほぼWEBで入力するので要点が分かりづらい特性があるため

より

  • 具体的に
  • わかりやすく

書くことが求められる。

 

具体的とは?

読み手に情景をイメージさせることが出来ること

わかりやすいとは?

一文目に結論を持ってくると、読み手の心構えが出来ること

 

豆知識
  • 字数は9割から10割埋めるのが好ましい(400字制限であれば360字以上入力)
  • 一文目以降の文章構成は以下を目安に考えると良い文章が出来る
    • なぜそれをしようと思ったのか
    • どんなことを提案したのか
    • その行動を起こした結果
  • 要となるのは「その経験から何を学んで、どう活かしていきたいのか」が明確なこと

 

最後に私ごとで恐縮ですが。私はこの方法で7年間転職活動してきました。

かなりの航空会社を受験してきましたが、シフトが休めず選考に行けなかったものを含めても書類選考で落ちたことは一度もありませんでした。

 

なので。

ぜひ、参考にしてみてくださいませ!

 

またお会いしましょう。

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